ちょっと間が空きましたが、前回のタイガーロープ…どう撮る? Ⅰに引き続き、処理方法の2つ目「高い位置から撮る」について解説したいと思います。
言うまでもないかもしれませんが、目線が高くなるとポールとロープは車体の下に見えるようになりますよね。
これを利用して、【高い位置=陸橋や掘割】で撮ろうというわけです。
(この記事では編成写真をベースに考えるので、極端な俯瞰撮影は除外します)
作例1
(115mm)
これは掘割を走る線路を見下ろしたもの。若干、スカートにポールがかかっていますが、平地で撮るよりは随分うるささが軽減されていると思います。
作例2
(58mm)
同じ場所で、今度は58mm。目線が上がっても、意識するのはⅠでも解説した「ポール1スパンに顔を入れる」こと。
…ただ、ここまで画が違うと最終的には構図の「好み」がものを言うかもしれませんね。
作例3
(50mm)
陸橋から。ポールのスパンを長く写そうとすると必然的に広角~標準になりがちですが、その分周りの景色も入って、場所によっては味のある写真になると思います。
作例4
(142mm)
これは最近気づいたのですが、駅撮りも撮り方によってはうまくかわせますね。作例の場所には真新しいピカピカのタイガーロープが設置されていましたが、どうでしょう、ホームの高さ分だけ目線が上がっていますから、顔の部分にはあまりかけずに済みました。
さて、2回にわたってタイガーロープの処理についてダラダラ書いてきましたが、実際、ロープだけで構図は決められませんよね。障害物、影、パンタ位置…いろいろな要素に左右されると思います。
ここは絶対こうする、ここは妥協…そうして自分が「これだ!」って思える構図探しが、編成写真の醍醐味かもしれませんね(^^)
※記事中の焦点距離は35mm判換算です。
言うまでもないかもしれませんが、目線が高くなるとポールとロープは車体の下に見えるようになりますよね。
これを利用して、【高い位置=陸橋や掘割】で撮ろうというわけです。
(この記事では編成写真をベースに考えるので、極端な俯瞰撮影は除外します)
作例1

(115mm)
これは掘割を走る線路を見下ろしたもの。若干、スカートにポールがかかっていますが、平地で撮るよりは随分うるささが軽減されていると思います。
作例2

(58mm)
同じ場所で、今度は58mm。目線が上がっても、意識するのはⅠでも解説した「ポール1スパンに顔を入れる」こと。
…ただ、ここまで画が違うと最終的には構図の「好み」がものを言うかもしれませんね。
作例3

(50mm)
陸橋から。ポールのスパンを長く写そうとすると必然的に広角~標準になりがちですが、その分周りの景色も入って、場所によっては味のある写真になると思います。
作例4

(142mm)
これは最近気づいたのですが、駅撮りも撮り方によってはうまくかわせますね。作例の場所には真新しいピカピカのタイガーロープが設置されていましたが、どうでしょう、ホームの高さ分だけ目線が上がっていますから、顔の部分にはあまりかけずに済みました。
さて、2回にわたってタイガーロープの処理についてダラダラ書いてきましたが、実際、ロープだけで構図は決められませんよね。障害物、影、パンタ位置…いろいろな要素に左右されると思います。
ここは絶対こうする、ここは妥協…そうして自分が「これだ!」って思える構図探しが、編成写真の醍醐味かもしれませんね(^^)
※記事中の焦点距離は35mm判換算です。